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銀化古代ガラス残欠

銀化古代ガラス残欠
■アフガニスタンで大量の古代ガラス器の残欠(容器の破片)が見つかったことがあります。

そこには形をとどめたものは無く、全てが破片となっていました。

破片の断面も銀化しているものが多かったことから、破片の状態となってからかなりの年月を土中で過ごしたことが想像できます。
それらのことから、「古代のガラス捨て場」が発見されたのではないかと思うのです。
あくまで私見ですが・・・

貝塚ならぬ「ガラス塚」といったところでしょうか。

現代においても、ガラスゴミを家庭で処理することはできず1ヶ所に集めて処理することになります。
古代においてもガラスゴミの処理には困ったはずです。地域で集めて埋めていたのではないのかしらんと、想像が膨らみます。

■尚、古代ガラスの製造年代に関しては、原型をとどめておりませんので残念ながら正確な考証は難しいです。

ガラスの色やガラスの厚みなどから考えてローマ期のものではなく、イスラム期に近いものなのではないかと考えています。
ただ、これだけ深くガラスが銀化するには最低でも1000年はかかると考えてよいかと思います。

従ってこれらは1000年から2000年前の「広義のローマングラス」と考えていただければと思います。

■他にも在庫は多数ございますので、お探しのものなどございましたらお気軽にお尋ねください。

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