ヴェネチアのとんぼ玉・フレンチアンバサダーの歴史と名前の由来
通称 フレンチアンバサダー −French Ambassador−(フランス大使)
Date: 1800年代後期-1900年代初頭
Origin ヴェネチア
別名 アンバサダー
世界中の多くのアンティークビーズコレクターが、「最も美しいヴェネチアンアンティークビーズ」と称えアンティークビーズの王様ともいわれているとんぼ玉です。
「フレンチアンバサダー」直訳すると「フランス大使」。
名前の由来は、
「ある北米のネイティヴアメリカンのグループが、このビーズをあるフランス大使のプレゼントした。もしくは、あるフランス大使がこのビーズをある北米のネイティヴアメリカンにプレゼントした。」
ということからきているようですが、
かなり曖昧な話で、実際にはなんの証拠も記録も残っておらず、多くの人が「根拠のない名前」と認識しているようです。
どちらにしても、世界中のアンティークビーズファンを魅了し続けて止まない、愛らしくも美しいとんぼ玉であることには変わりありませんね。
両面円錐型で、薔薇と忘れ名草のモチーフを持っているのが特徴です。
トレードビーズとしては1800年代後期ー1900年代初期に作られており、数が少なくコレクタブルなビーズです。最近では、インドやチェコ製のレプリカがあります。【慎】
様々なフレンチアンバサダー
下は1970−80年代にヴェネチアで作られたヴィンテージフレンチアンバサダー。
アフリカ交易用ではなく、ヨーロッパ市場向けに作られたものです。
少し垢抜けて愛らしさが増した感じですね。
参考>>別冊太陽「ヴェネチアンビーズ」P163と同種のものになります。